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今回はるう子が望んでバトルをするきっかけとなり、またイオナとるう子の絆を強めた回でもありました。話数的にも物語的にも、今回は起承転結の「転」の部分にあたりそうです。

レベル5イオナ。現実のバトルでも《コードラビリンス クイン》や《ダーク・マター》などのカードと併用することでアンデッキに対してはかなり強く出れると思います。アニメセレクターの世界ではレベル5にグロウする力は特別扱いされているようなので、当分はイオナの専売特許となりそうですね。
ふたせ文緒が驚くのは当然のことではありますが、このルリグは現実でも採用する人としない人が分かれていますし、それなりの奇襲性を持ったカードだと思います。

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今回判明したセレクターに関係する重要な要素は「ルリグはどうしても叶えたい願いを持つ少女のもとにしか現れない」ということ。1期の植村一衣に続き、戦いを望まないふたせ文緒ですら結局はセレクターのバトルに巻き込まれているのはセレクター同士のバトルの過酷さを強調させているようにも思います。

この要素で引っかかる人物は「願いを持たないるう子」「ルリグから人間になって願いを叶えているはずの浦添イオナとふたせ文緒」です。
るう子は特殊な存在であることは作中で強調されていますし、イオナはウリスに対面した時に「私の願いはある意味では叶っていたが……」と言っていたので、イオナの願いが未完成であることにつけこんだおかげでセレクターになっていると思われます。

ふたせ文緒は小説家になるということが夢だったみたいですが、ルリグから人間になったフタセは現在、小説家になりアンというルリグを手にしています。ただ単に小説家になるだけであればふたせ文緒の願いはすでに叶っているわけで、アンというルリグはフタセには必要がないはず。
これは彼女が出している小説版ウィクロスが未完結の2巻で止まっていることが関係していそうな気がします。 

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小説版ウィクロスが現在の彼女の手では完結させることが出来ないため、彼女の元にやってきたという可能性はありそうですね。あるいはセレクターバトルに勝ち抜かないと小説を完成させることが出来ない、とか……

今回はタマとイオナが特別なルリグであることも判明しました。タマは特別な力を持っていることが示唆されておりましたが、イオナが特別なルリグであることが話されていたのは今回が初でしょうか。その件に関しては次回で詳しく触れられるみたいですし、今回は深く追求はせず来週を待つことにします。

さてアニメも中盤戦にさしかかり、新弾の発売も残り一ヶ月と少しになってきました。そろそろ紐解きで新しいパックのカードが公開される予感がしますね!

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